今回は初めてのアコギの4回目。
前回までは基本のコード(左手)をいくつか練習して、ストローク(右手)の練習もしてみました。
ある程度基本の動きが分かったら次は何をしていけば楽しく続けられるのか、継続するためのコツを解説していくぜ。
関連:【初めてのアコギ/その1】ギターを買ったらすること、覚えること
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関連:【初めてのアコギ/その3】ギターのストロークの練習とコツ
まずは弾いてみたい曲を2,3曲思い浮かべよう
ギターを始めたからにはきっと憧れのアーティストや弾いてみたい曲が存在するから始めてみた人が多いと思います。
その中で弾いてみたい曲ベスト3をひねり出してみましょう。
決してググって出てきた「初心者にオススメの曲」とかを無理やり練習する必要はありません。
確かに初心者にオススメの曲は基本コードの練習にもなるし、導入には良いかもしれませんが、好きだったり、楽しいと思う曲を練習しないと絶対に挫折します。
初めての方に陥りやすい傾向として情報が先行して振り回されてしまうこと。
「ギター 初心者」とかで検索するとこの曲を練習をしよう!とか童謡をドレミファソラシドで練習しようとか何故か大量に出てきます。
やっても良いけど飽きたら速攻でやめよう、無理に続ける意味は全くないぞ。
ポイント
耳馴染みのある曲や自分がカッコいいと思える曲に合わせて弾くことが出来たら達成感と楽しさが何倍も違います。
「僕はこんな初心者の曲もできないのか、、、!!ギター向いてないのかな」
とか考えないでくださいね、一日二日で初心者を脱出したら天才です、そんな人ほとんどいないので心配ご無用。
まずは好きな曲をセレクトすること、セレクト出来たら次へ行きましょう。
U-FRETでその曲を検索してみる
スマホやパソコンで「○○○(好きな曲名) コード」と検索してみると検索結果の上の方に「○○○ ギターコード/ウクレレコード、、」と出てくるサイトがあるのですが、それが「U-FRET」です。
相当マイナーか新しい曲でなければ、結構な曲がこちらのサイトでギターコードを無料で見ることができます。
aikoさんのカブトムシを検索したらこんな感じのページに飛びます。
今まで勉強してきたコードもすでに3つ出てきていますね(C、G、Am)
ポイント
U-FRETの良いところは簡単なコードで弾けるように変換して表示出来るところです。
上から2段めのところ辺りに、Capo3 簡単弾き、と書いているのが見えます。
これはこの曲を基本的なコードで弾けるようにサイトが勝手に原曲のキーに合わせて表示してくれます。
簡単にキーを変えられるカポタスト
ここで必要になってくるのが表示されている「Capo」カポタストという道具があります。
でっかい洗濯ばさみみたいなのが「カポタスト」です。
ギターのネックに挟んでチューニングを簡単に変えられるものなのですが、女性曲はキーが高かったりして通常のレギュラーチューニングで基本コードを弾こうとしても出来ない時があります。
こういった時にカポタストを使うとカラオケでキーを上げる時みたいに簡単にキーを上げられます。
ポイント
・1フレットに挟むとカラオケで言う、#に➕1するようになります。
・2フレットに挟むと➕2、3フレットに挟むと➕3と順番に上がっていきます。
弾き語りをする上では頻繁に必要になってきますので1個は必ず持っておきましょう。
ちなみに先程のカブトムシを簡単に弾こうと思ったら、カポタストを3フレットに挟んであげて、表示されているコードで弾いていくと原曲キーで歌うことができます。
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見たことのあるコードが1個でもあれば練習に取り組もう
U-FRETで曲を探せたら今まで練習してきたコードが入っているがチェックしてみましょう。
今まで練習した6つ(C、G、D、Am、Em、Bm)のコードや他にも練習したコードがあればチャレンジしやすい曲です。
大体の曲は6つのコードがどこかに入っていると思います。
全部新しいコードだと大変だけど、新しいコードが2,3個ならハードルが下がるよな。
新しいコードが出てきたら追加で指の形を覚えていきましょう。
コード名まで正確に覚えなくてもOKです。
ポイント
できればコード表をパソコンやスマホでそのまま見るのではなく、ノートや広告の裏側でも良いので実際に書き写してから練習するとより頭に残りやすくなります。
手書きで書いて、一覧で見えるようにした方が一々画面をスライドしなくて良いし、暗記の力になります。
U-FRETも画面を自動でスクロールする機能はあるのですが、有料コンテンツなので無理に使う必要はありません。
本当に必要になったら有料コンテンツに登録するのも良いでしょう。
弾き語り本やバンドスコアを買う
U-FRETは基本のコードや簡単なコードで弾けて便利なのですが、原曲と全く一緒のコードを使っているとは限りません。
実際ギターコードは色んな形があり、押さえるところが少し違うだけで雰囲気が変わってきたりします。
そんな時には弾き語り専用に作られた本やバンドスコアを見るとより原曲に近いコードで弾くことができます。
特にバンドスコアはそのアーティストが出している公式のスコアであれば間違いなく原曲のまんまのコードが載っているはずなのでよりギターの音を楽しむことができるはずです。
こちらの本とかは今回勉強した楽譜の形式が載っているので分かりやすいと思います。
自分の好きな曲が載っていたら購入してみましょう!
あとは好きなバンドのアルバムのスコアとか購入するのも良いでしょう、少なからずコードの表記は載っていると思うのでそれを見ながら練習するのもありです!
難しそうなコードが出てきたら変な記号は取っ払おう!
楽譜をみていると何か基本コードの横にいっぱい数字やらアルファベットやら付いているコードがあります。
Cadd9 Bm7-5 Ddim、、、
ちなみに読み方は左から「シーアドナインス」「ビーマイナーセブンスフラットファイブ」「ディーディミニッシュ」だぜ、呪文かな?
自分にはまだこのコードは難しそうと思ったら、、
ポイント
・Bm7-5と出てきたら、Bm7にして弾いてみましょう。
・Cadd9も9もaddも分からないから取り敢えずCコードで練習。
みたいな感じで見たことのあるコードになるまで数字や文字を削ってあげれば、それっぽくは聞こえるので最初の内はそれで手の練習してみてください。
コードを簡単にして弾いてみて「何か違和感があるな」と思ったら凄く音楽の才能があります。
その場合はコードの押さえ方をググってみて正確な押さえ方を覚えましょう。
あくまで今の自分には難しそうと思った時は簡単にしましょうというだけのことです。
難しくても楽しいと思うのなら、どんどんチャレンジしましょう!
ギターを継続するために大事な力をあなたは持っています。
まとめ:とにかく好きな曲をジャンル関係なく、弾きまくろう!
アコギを弾いているからと言って、別にパンクバンドの曲を弾いてはいけないことないんだよ。
弾きたい!と思ったら絶対にチャレンジだ。
好きな曲、弾きたい曲が沢山あることはそれだけギターに触れられるチャンスが多いってこと!
ギターが上手くなるチャンスが沢山あるということです。
ギターが弾けるようになるにはギターをとにかく弾くしかありません。
パソコンやスマホで知識だけ眺めていても全く意味がありません。
とにかく楽しんでギターに触ること。
楽しいに勝る努力はありません、この記事からギターを大好きになって貰えると本当に嬉しいです。
一旦、初めてのアコギ投稿は終わりですが、また気づいた点や自分が過去に苦戦したことを思い出したら書いていきますので、参考にしてみてください。
ではまた!
イノ