今回はタイトルの通り、自分でアコギのナットを削り、ナット弦高を下げてみたよ。
自分でギターの改造・メンテナンスをする時は自己責任でよろしく頼むぜ!!
弦高を下げたいギターを用意【Headway HEC-55R】
僕の人生初めてのアコギ、もとい相棒のヘッドウェイのアコギです。
この子は僕がギターを改造練習するために連れて来た、改造用ギターなのです。
嘘です、大事な相棒です、最高の愛機にする為に選びました。
素人がギターをメンテナンスしたり、改造するのは失敗する確率が高いので正直危険です。
大事にしたい反面、最悪壊れても良いと思ってこのギターと本気で向き合って改造していますが。。。
心構えは大事です、取り返しのつかないギターを自分で調整するのは極力やめましょう。
実際にナットを削っていく【用意するもの】
では、素人がナットを削るとどうなるか見ていきましょう。
イノは本当に雑な削り方したので、あんまり参考にならないかもしれないぜ!!
まず弦を外す
まずは弦をすべて外して、せっかくなのでギターを綺麗にしておきましょう。
拭き掃除、ポリッシャーでクリーニング、指板のオイル塗りなど、基本のメンテナンスをしておきます。
続いて大事なナットを外す
本題のナットを外します。
ナットを調整するために100均で以下の写真のモノを買ってきました⬇
100均アイテム
・瞬間接着剤(外したナットをこれでまた貼り付けます)
・木切れ(ハンマーとナットの間に挟んで木切れをハンマーで叩いてナットを外します)
・ハンマー(ナットを叩いて外す用のハンマーです。)
木切れは正直何でも良いのですが、ハンマーで直接ナットを叩いて外すにはギターを傷つけてしまう可能性があるのでこのような木切れを噛ませて叩きます。
実際外した動画がこちら⬇
ナットは衝撃に弱い接着剤で留めてあるものが多いそうなので、軽く叩いてあげるだけで意外と外れます。
ナットを外した後は溝に接着剤が残っていないか確認しましょう。
接着剤の凸凹が残っていると再び接着する時に綺麗に付けられない事があるので木工ヤスリや先が薄い工具で綺麗削り取りましょう。
ナットに削る分の目印を付ける
ざっくりとサインペンなどで最高でもここまでしか削らないというボーダーラインを付けておきましょう。
今回はひとまず1mmの線を引きました、これ以上は絶対削らないように細かく見ながら削っていくよ。
削り過ぎは後戻りができないので、弦交換の度に少しずつ削って徐々に好みの高さに合わせていきましょう。
実際にサンドペーパーで削っていく
あと、100均でこんな紙やすりも売ってますので、ついでに購入しておきましょう。
ポイント
荒い目と細かい目がセットになっているので、中目(240)で大雑把に削って、細目(800)で面を平らに整えましょう。
実際に削っていきます。
ここは本当に慎重に!
本当は専用の工具を使わないといけないけど、そんなものないから地道に平らを意識して削っていくぞ!
少し削ったら、平らな部分に置いてみて、偏りが無いか確認しながら削ると安全です。
最初からそんなに上手くいかないのがギターメンテ
では、削れたので元の位置に接着剤を付けて、ナットを戻しましょう。
むむっ、接着剤をしっかり取って付けたつもりでも若干浮いているぞ、、、バカヤロウ!!笑
今度、弦を外す時にもう一度調整だな。
弦を張って弾いた感じ弾きやすくはなりましたが、次回の弦交換時にもう一度すり合わせることにします。
ナットをネックに溝があると弦の振動をボディに伝える効率が悪くなるのでナットとネックはピッタリと付けるのがベストです。
やっぱりギターの調整は難しいけど、楽しい、、今度はぴったり合うように調整頑張ります。
ではまた次回。
イノ