歯を磨く時間って絶対必要だけど丁寧に磨くと時間が掛かるし、ちゃんと磨けているかよくわからないよね。
歯の病気にかかると定期的な治療も必要になりやすいし、歯が無くなると物は噛めないわ、力を入れることが出来なくなるわ、見た目も悪くなるわ、で良いことないよな。
自慢じゃないけど生まれてこの方、歯の病気にかかったことが一度もないのですが。
今後なにか歯の病気にかかる可能性もあるし、年を取る度に歯や歯茎はどんどん弱っていくらしい、若いうちからケアは大切です。
素早く効率的に歯磨きをしようと思ったら、辿り着いたのが電動歯ブラシ。
使ってみると短い時間(2分くらい)で歯が一日中ツルツルで素晴らしかったので効果や特徴を記録していこうと思います。
フィリップス ソニッケアープロテクトクリーン HX6819/36
電動歯ブラシで非常に有名なソニッケアーを購入。
日本の歯科医、歯科衛生士の使用率が13年連続で1位を獲得している、歯のプロが認める電動歯ブラシ。
価格はネットで6,500円〜8,000円くらい(変動はします)
ソニッケアーの中では低価格のモノにはなるのですが、十分使える性能だなと思い、購入しました。
まずはこちらのは製品の特徴を見ていきましょう。
毎分31,000回転の音波水流で汚れを落とす
ソニッケアーほとんどのモデルに言えることなんですが、この電動歯ブラシは「音波振動式」を採用して歯を磨きます。
電動歯ブラシには大きく分けて「音波振動式」と「回転式」があります。
回転式はその名の通り、歯ブラシの先が回転して、ゴシゴシと磨いてくれる、磨いている感が高く、普通の歯ブラシでは届きにくいところもしっかり磨いてくれる。
音波振動式は歯ブラシの細かい振動によって音波を発生させて、歯磨き粉や水、唾液が水流となり、今まで磨けなかった歯の隙間の歯垢まで綺麗にしてくれる流してくれる。
音波の振動で綺麗にするから、歯や歯茎を傷めにくいというメリットがあります。
31,000回転って小学生が遊びで使う様な数字になっているけど、音波を発生させるにはこれくれらいの勢いが必要なんです。
中には160万回のような超音波式もある(歯垢や細菌まで除去できる)のですが、数値が高ければ良いって物ではなく、振動が細かすぎて蓄積した歯垢には効果少なくなるデメリットもあるので良し悪しです。
そして、約3万ってどんだけ振動しているんだろう、と思って水に歯ブラシを付けてみました⬇
大惨事になるくらいの振動、これは歯の隅々まで水流が行き渡りそう。(周りはビッチャビチャですが)
歯を綺麗に磨くためのサポート機能が充実
ボタンはひとつ、スタート・ストップだけ
ボタン一つだけの簡単操作、それ以外ボタンはありません。
僕が購入したのがアマゾン限定のボディがホワイトのタイプでこちらは振動の強さ設定は無く、シンプルな構造になっています。(半分カラーで購入したようなものですが)
通常のソニッケアープロテクトクリーンは2段階の強さ設定があるようです。
歯の治療を定期的にする方や歯の病気をしていて優しく磨きたい時がある方はこちらの方の購入をおすすめします。
電動歯ブラシの使い方として、歯磨き粉を付けた後(付けなくても磨けます)、口に入れてからスイッチを入れましょう。
そうしなければ先程の動画のように歯磨き粉がスプラッシュ・マウンテンになるよ。
圧力が掛かりすぎると自動で弱めてくれる
基本的に音波振動式は歯にしっかり当てて擦るのではなく、ゆっくりと撫でるように磨くのがベストなのですが、不意に角度を変えたりする際に力が入ってしまった場合、自動で振動を弱めてくれるので歯や歯茎を痛めるリスクを軽減してくれます。
一定時間ごとに磨く場所のタイミングを教えてくれる
カドペーサータイマーという機能が付いており、2分の間に30秒ごとに振動が一瞬変わり、磨く場所の交代を教えてくれます。
前の歯の左(30秒)右(30秒)、裏の歯の左(30秒)右(30秒)で合計の2分となっています、歯科医が進める2分間で磨く設定になっています。
2分後に自動で止まります、磨きすぎ防止機能ですね。
ブラシにかかった圧を記録し、交換時期をお知らせ
RFID内蔵ブラシヘッド(ソニッケアーのブラシ)は本体と連動してどれだけブラシに圧力が掛かったか記録し、交換時期をランプで知らせてくれるらしい。
歯ブラシの進化はここまで来ているのかと、この機能は正直に驚きました。
見えづらいですが、マークの上の方のランプが交換時期になると黄色?オレンジに点滅します。
純正のブラシを使わないと交換時期を識別できないようなので少しお高いですが、純正のブラシを使いましょう。
ヘッドの形状や柔らかさに慣れているので使いやすいさも継続して良いと思います。
通常の歯ブラシではどれだけ使ったら良いのか分からないので、衛生的にもブラシの効率的にも嬉しい機能ですね。
ちなみに付属のブラシはこんな感じです。
凸凹と歯のあらゆる隙間やくぼみに角度を変えてフィットするように作られています、ブラシのこだわりも流石の一品。
充電時期もランプでお知らせ
大体、1回の充電で2週間位持つ感覚です、使っていて丁度2週間で点滅がし始めました。
充電が少なくなってくるとマークの下の方のランプが点滅します。
充電器の上に置いておくだけで充電開始です、充電器もコンパクトで場所を取らないところも嬉しい。
2週間使ってみて思ったこと
歯のツルツル感は手磨きとは段違い
歯科医が認める電動歯ブラシというだけあって、手磨きとは段違いの磨き上げというのは1回使っただけで分かりました。
前の日の夜磨いて、あえて朝は磨かずに1日過ごしてみたけど、夜までツルツルが持続していて驚いたよ。
綺麗に磨き上げることで歯に汚れが付きにくくなって綺麗な歯を継続してくれるようです。
歯がツルツルしているだけで結構、気持ちの面でも嬉しくなります、手磨きでは気付かなかった嬉しい発見です。
歯磨きが圧倒的に早くて楽になった
今までみたいに手を動かしてゴシゴシするのではなく、ただ撫でるように軽く移動させるだけなので歯磨きをダラダラとすることが無くなりました。
しかし、人によってはデメリットかもしれないけど、この電動歯ブラシを使っていると、ながら歯磨きが難しいです。
口の中にブラシを入れているとブイーンという音が自分の中で響くのでテレビを見ようとしても結構聞こえづらいです。
あと、口の中で凄い勢いで水流が起こって汚れを落としてくれているのでスマホを見ようと下を向いたり、不意に笑ってしまったりするとお口からスプラッシュ・マウンテンが発動してしまう可能性があるぜ。
僕も何回かやらかして、パジャマが残念な事になりました。
歯磨きはたったの2分ですので、ながら磨きは控えましょう。
使い始めは振動に結構驚く
先程も書いたのですが、使い始めは振動がめちゃくちゃ強く感じて、歯が削れるんじゃないかって思うくらい振動します。
上手いこと動かさないと、ブラシの柄の部分が歯に当たって「ブルルルルルル」って歯がバイブレーションしたりして結構ビビります。
強く当てなくても大丈夫なので優しくゆっくり動かしてあげれば、徐々に上手に磨ける様になってきますのでご安心を。
僕は電動歯ブラシを使い続けようと思った
さて、今回はフィリップスのソニッケアープロテクトクリーンを語ってきました。
最初の方に値段を書いたのですが、
「歯ブラシに7,000〜8,000円は高いよ」
って思われた方、結構いると思います。
実はこれ歯ブラシではないんです。
調べると音波振動のシステムは歯医者さんで歯石を取るシステムと同じ形式なのです。
つまりこれは
歯科医療機器
なのです。
ええ、厳密に言わなくても嘘なんですが、それくらい歯垢除去力が高い代物だってことなんです。
そのレベルのものが何千円で購入できると思えば安いもんだと思いました。
歯を磨く時間って結構ダラダラしがちだし、手磨きで丁寧に磨こうとすると時間がかかる。
そういった時間の積み重ねが時短できることで少しでも自分の時間を増やして有意義な時間を確保できるのが大きなメリットだと思いました。
その上、手磨きより圧倒的に綺麗に磨けると短期間で分かりましたし、今の所、メリットの方が大きく感じます。
今まで電動歯ブラシに興味があったけど、なんとなく一歩が踏み出せないなと思っていた方、比較的お手頃のソニッケアーで試してみるのはいかがでしょうか?
ではまた次回!
イノ