ギターを始めたい人はアコギとエレキのどっちから始めたら効率が良いんだ?
効率的と考えると始めたい人にひとつ質問してみると良いよ。
「何かやってみたい曲はある?」
答えを出すためには、これの答えが必要です。
結論を言うと
あなたが弾いてみたい曲にアコギが使われているか、エレキが使われているか
ということがとても重要です。
極端ですがX JAPANの紅を弾きたいのにアコギを買ってもあの音は出ないし、さだまさしの関白宣言を弾き語りしたいのにエレキギターを買ってもあの雰囲気は出ないのです。
確かにそう言われたそうだな。
エレキの方が色んな音が出せるから、とかアコギの方が弦を抑える練習の効果が高いから、とかで選ぶと失敗しやすいってことか。
つまりは目標の曲を見つけてそれを楽しく練習するためのギターが必要なのです。
アコギで「紅」が練習できないわけではなく、弾こうと思えば弾けるけど、ほぼ確実に楽しくありません。
楽しくないのにギターをやっても100%続きませんし、上手くなりません。
しかし、紅の弾き語りをしたいんだ!!って方はアコギを買うのが正解なのです。(やる人多くはないと思いますが、、、)
ギターで弾いてみたい曲を書き出そう
ギター選びを始める前にまずはあなたの弾いてみたい曲を3曲、できたら5曲書き出してみましょう。
それぞれの曲で使われているギターがエレキかアコギか確かめるんだ。
その曲のMVやライブ映像を見てみて、弾いている楽器がアコギかエレキか確かめましょう。
それからアコギとエレキの多数決を取って、多い方のギターを買う事をおすすめします。
僕も始めて買ったのはthe pillowsというバンドの「ハイブリッドレインボウ」という曲を弾きたかったので、ギタリストの真鍋さんが持っていた「フェンダーのムスタング」のホワイトを購入して練習しました。
アコギかエレキが決まれば、お店やネットショップで憧れの人と同じモデルを買うのも良し、自分の好きな見た目のギターを買うのも良し、あなたの好みを優先して購入すればOK!
では後半は念の為、アコギ(アコースティックギター)とエレキ(エレキギター)の特徴をさらっと記録しておこうと思います。
アコギの特徴
アコギの良いところ
・アンプに繋がなくても大きな音が出る。
・どこでも持ち運んで気軽に演奏ができる。
・弾き語りやソロギター(インスト)がメインなので一人でも楽しみやすい。
・重量が軽いのでエレキより疲れないかも。
アコギの思うところ
・音が大きいので住宅環境によっては思い切り弾けない。
・エレキと比べ、弦が固いので弾きづらくて苦労するかも。
・エレキよりボディが大きいので抱えづらい人もいる。
すぐに大きな音が出せる
アコギはアンプ(スピーカーのこと)に繋がなくても大きな音が出るのでアコギだけあれば手に取ってすぐ楽しく弾くことができます。
生音に迫力や独特の雰囲気があるのでアコギ1本でも様になります。
その反面、音量を調整できないので近所迷惑になる可能性もあります。
そのためアコギのサイズ感で生音がエレキの様に小さいサイレントギターを持っている人も沢山います。
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賃貸の方や夜中に弾くことが多い方は配慮をすることが必要です。
エレキより軽いけど大きい
気軽に持ち運んで、外出先、どこでもすぐ演奏できるのでエレキより小回りが効きます。
アコギは中身は空洞で軽いのですが、面積はエレキより比較的大きいので小柄な方だと大きいと感じる方もいるかもしれません。
アコギは弦の素材が固い
アコギの弦はエレキの弦と素材が違うので、張力も違うので弦を指で抑える時は指にその分負荷が掛かります = 指が痛くなる可能性が高くなります。
ギターをやっていると指は必ず痛くなります、誰もが通る道なのでこれで諦めていてはもったいない!頑張りましょう!痛くなったら練習を一旦やめてみる、痛くてもやりたかったらやってください。
指が痛くなったらやめろよな!怪我したら困るだろ!!!
エレキの特徴
エレキの良いところ
・アンプやエフェクターに繋ぐ事で幅広いジャンルが楽しめる。
・生音が小さいので周りの迷惑を考える心配がない。
・アコギより弦の素材が柔らかくて抑えやすい。
・アコギよりボディがスリムで抱えやすい。
エレキの思うところ
・アンプやケーブルなど別途購入費用がかかる。
・アコギに比べて思い。
・エレキのパートを練習してみても1人では完結しない、満足感が少ない。
アンプやエフェクターの種類で音色無限大
エレキの最大の魅力はアンプやエフェクターに繋ぐことによる、無限大の音色の広さです。
エフェクターとは簡単にいうとギターの音をかっこよくするスイッチみたいなものです。
シンプルな音から一気にカッコいいハードな音に変えられる。
アコギでも使えないわけではないですが、いわゆるロックサウンドと言われるものはとても出すのが難しいです。
ただこの音源は色んなパートが重なり合ってこの迫力が出ているんだ。
1つのパートを1人で弾いていてもあまり達成感というか楽しさは少なくなってしまうかもしれないね。
初期投資にお金がかかるかも
そして色んな音色を出すためにはアンプやエフェクター、それを繋ぐシールド類(ケーブルのこと)を購入する必要があるのでお金がかかるのも視野に入れておきましょう。
弾く時もわざわざ繋いだりしないといけないのでアコギに比べると手軽さは少ないかもしれません。
エレキ弦は柔らかく、生音が小さい
エレキに使用される弦はアコギの弦より柔らかく、張力も小さいので抑えやすく感じます。
これもメリットといえばメリット、ギターは指が痛い、というイメージが少しは軽減されると思います。
住宅環境を選ばないのも大きなメリットだな。
アンプに繋いでイヤホンやヘッドホンに繋いでしまえば、傍から聞こえるのは小さなエレキの生音だけですので、迷惑を考えずに弾くことができます。
あとはデメリット?ではないですが、アコギより重たいです。
中身が詰まっていたり、機械を積んでいるので当たり前ですが、立って弾く練習をするとアコギより疲れるかもしれません。
まとめ:あなたに今必要なギターを選ぼう
何はともあれ、アコギかエレキか結論は
今あなたがときめいている弾きたい曲、ジャンルに合わせよう。
が結論になります。
この曲好きだけど何のギター使っているか分からないって人は「〇〇(曲名) 使用ギター」「〇〇〇〇(アーティスト名) ギター」とかでググってみよう。
検索すれば大体出てきます、何でも知れてしまう情報社会で本当に良かったと思います。
出てこないくらいマイナーな曲なら一旦諦めて違う曲を探してみましょう。
ギターをやるにはそれくらいの熱意がないと挫折します、使用しているギターを探すのも楽しいですよ。
少しでも参考になれば幸いです。
ではまた!
イノ