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【2022年おすすめ】サウンドハウス上位のクリップチューナー4つをレビュー

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イノ

今やギターのチューナーと言えば「クリップチューナー」です。

 

クリップチューナーはヘッドに挟むだけで簡単に使用できるギターの必需品です。

 

年々種類が増え、微妙な使用感の違いや機能、特徴が様々でどれが使いやすいのか判断が難しくなってきています。

 

今回は楽器好き御用達のサウンドハウスさんでクリップチューナーと検索するとおすすめ上位に上がってくる物4つをレビューさせて頂こうと思います。

 

実際に使ってみた率直な感想と使い方や機能を記録していきますので参考にしてみて下さいね。

 

(あくまで)個人的評価の低い順でレビューしていきますので、後半になるほどおすすめです。

 

 

【PLANET WAVES】NS Micro Headstock Tuner PW-CT-12

PW-CT-12
サウンドハウスで見る

 

最初はプラネットウェーブスのとても小さなチューナーです。

 

価格は2021年12月現在サウンドハウスで¥1,950(税込)

 

PW-CT-12

男の手で握り込めてしまうくらいコンパクトなチューナーなのでいつも持ち歩いているポーチや筆箱にも収まってしまうくらい携帯性は良いです。

 

PW-CT-12のボタン

小さいながらボタンが多く、基準ピッチの調整も出来るようになっています。

 

ちなみに基準ピッチは410〜480までと他種と比べて幅は広く様々な場面で使用できると思いますが、ギターでは正直そんなに要りません。。

 

画面の表示もボタンを押す毎に回転して好きな位置に表示変更できます。

 

電源は軽く長押し、精度良し、反応精度はそこそこ

 

電源はちょっと長押しでオンオフができます。

 

軽くタップしただけでは点かなかったので一瞬焦りました。

 

 

アルファベットの左右に青い表示が出たらチューニングOKのサインです。

 

チューニングの精度は結構良いほうだと思いました、中の上といったところ。

 

 

反応がまあまあ、というか画面が小さい分メモリが少ないのでゲージの動きが少し分かりづらいように感じました。

 

PW-CT-12

コンパクトで画面が左右360度に回転するのでヘッドの手前側に付けても邪魔にはなりにくいのは良い点だと思いました。

 

着脱と電池交換が結構面倒

動画のように1回ロックを外して、挟むということをするので片手で取り外しは難しいです。

 

クリップ部分も薄いプラスチックなので耐久性が強いとは言えなさそうです。

 

 

コンパクトなのでずっと付けておく前提で使うのであれば問題ないですが、着脱が習慣になっている方には向いていないと思います。

 

PW-CT-12

電池は画面とは逆の方から左右を摘んで引っ張り出すのですが、これが異常に硬い。

 

爪がえぐれるのかと思うくらい力を込めないと取り出しづらい構造なのでそこはマイナス点ですね。

 

 

PW-CT-12の情報をまとめると

メリット

非常に小さくて、付けっぱなしでも存在感がない。

チューニング精度は良し。

画面表示位置・基準ピッチを幅広く変更可。

 

デメリット

着脱が面倒。

オンオフに少し時間がかかる。

電池の取り出しが手間。

 

イノ

チューナーを付け外しするのが面倒で、付けたままで目立たない物が良いって方にはおすすめです。

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YMAHA YTC5 クリップチューナー

YTC5
サウンドハウスで見る

 

こちらは先程と変わって、画面が大きく非常に視認性の高いクリップチューナーです。

 

価格は2021年12月時点で¥1,120、かなりお手頃です。

 

基準ピッチは440Hz固定で調整はできません。

 

YTC5

洗濯ばさみのようにクリップですぐに着脱が出来るので使い勝手も良い。

 

画面が大きくて挟んだまま振るとチューナーが落ちるかなと思いましたが、ズレること無かったのでクリップも安定しています。

 

 

画面の部分は左右360度、上下に動かせるので付ける位置に応じて自由に変える事ができます。

 

画面が明るく、すべての表示が見やすい

チューニングが合うと画面全体がグリーンに光ってくれるし、アルファベットの表示も大きくて見やすいです。

 

角度が真正面を向いていなくても変な反射もないので良いですね。

 

暗いライブハウス等で使用する際は非常に見やすいと思います。

 

クロマチックチューナーの他にもベースやウクレレにも対応だが、

一応、後ろの電源ボタンを1回押す毎にギター、ベース、ウクレレ用とチューナーが切り替わります。

 

ですが、アルファベット表記は消え、ギター、ベースの場合だと「4」や「2」といったレギュラーチューニング時の弦表記に変わります。

 

始めたばかりでレギュラーチューニングの音名が分からない方であれば非常に便利ですが、少しすると全く使わなくなるので正直クロマチックモードだけ使っていれば充分です。

 

反応、オンオフに微妙に時間がかかる

動画の冒頭でも分かる通り、最初の反応とメーターが動く動作が結構ゆっくりとしています。

 

そして、電源のオンオフが裏のボタンを1秒から2秒くらい長押ししないといけません。

 

反応しないということは無く、感度は良いのですが素早くチューニングしたい方は少しストレス溜まるかも、、

 

 

メリット

画面が自由に動かせ、表示が非常に見やすい。

クリップで挟みやすく、感度も高い。

お手頃で初心者にも優しい。

 

デメリット

オンオフに時間がかかる。

反応速度がゆったりしている。

 

イノ

ギターを始めたばかりで安くて簡単に使えるチューナーを探している方にはおすすめです。

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KORG PC-2 クリップチューナー

PC-2
サウンドハウスで見る

 

コルグのPC-2は「早い」「安い」「簡単」の3拍子揃った誰でもおすすめ出来るチューナーだと感じています。

 

価格は2021年12月時点で¥1,430。

 

基準ピッチは440Hzで固定です。

 

PC-2

こちらも洗濯バサミ形状で摘んで挟むだけなので着脱は非常に簡単です。

 

クリップ上下にラバーがしっかり付いているのでギターを激しく振ってもズレることはありません。

 

PC-2

決してめちゃくちゃ小さいとは言えないですが、そこそこコンパクトです。

 

 

 

オンオフも反応も早い

液晶裏のボタンを軽くタップするとオンオフの切り替えが出来ます。

 

動画見ても分かる通り、ランプの点灯が非常に早く文字の表示も結構早いです。

 

電源ボタンを長押しして起動すると表示が上下反転します。

 

動画のようにヘッドの表に向けて付けるときは通常の表示で良いですが、画面をヘッドの裏側に付けた場合は表示を逆にしないと見にくいのでそのためにこの機能が付いています。

 

ライブなどでチューナーの画面をお客さんに見えないようにする時などにこの機能が付いています。

 

 

文字やゲージが少しぼやけ気味に見える

チューニングが合うとゲージランプの左右が同時にピカピカと2回光ります。

 

全然見やすいですが、文字とゲージランプが若干ふんわりとした印象で場合によっては見にくいかもしれません。

 

ゲージの動く速さもめちゃくちゃに早いというわけではないという印象です。

 

 

メリット

電源ボタンのみ操作で使い方に迷わない。

起動が早く、精度も普通に使える。

使いにくいところがなく価格も抑えめ。

デメリット

表示が若干ぼやけているように見える。

精度が高いわけではない、可もなく不可もなく

 

イノ

シンプルで着脱も楽で精度も反応も本当に中の中、初めてのクリップチューナーに非常におすすめです。

サウンドハウスで見る

 

 

tc electronic unitune clip(polytune)

polytune
サウンドハウスで見る

 

サウンドハウスさんではUniTuneというクリップチューナーが1位に上っていたのですが、僕自身がpolytuneというほとんど機能が同じ機種を所持しているのでこちらを使って機能を説明していきたいと思います。

 

unituneの価格は2021年12月現在で¥3,280。

 

今まで紹介してきたチューナーの倍くらい値段がしますが、精度や反応速度は段違いで高いです。

 

クロマチックに加えて、更に高精度のストロボモードを搭載

クロマチックモード

クロマチックモードでチューニングしてもかなり精度は高いです。

 

ポイント

弦の音は鳴らした瞬間が一番音が高くなり、その後どんどん音程が下がっていくようになっています。

 

上の動画でも細かいゲージの動きでその変化をしっかりと捉えてくれています。

 

今までのチューナーだとここまで精度が高いものではなかったので、unituneやpolytuneがどれだけ細かい精度を誇っているが分かってもらえると思います。

 

 

あと、反応する速度がダントツに早いです。

 

ペグを回すとその動きに合わせてゲージがすぐに付いてきてくれます。

 

素早くチューニングしたい方からすると、この速度に慣れると他のチューナーを使うのが億劫になるくらい素早くなめらかです。

 

ストロボモード

画面下、向かって左のボタンを押すとクロマチックモードとストロボモードの切り替えが出来ます。

 

ボタンを押した時に縦にゲージが入っている画面がクロマチックモード、横線が表示されるのがストロボモードです。

 

ストロボモードはチューニングが真ん中よりズレていると横線の動きが早くなり、チューニングが合うと横線の動きが止まるか、緩やかになります。

 

基準ピッチ変更可、表示は自動で反転する

ピッチを変更したい時unituneの場合は画面した右のボタン、polytuneの場合は2つのボタンを同時押しでピッチ変更の画面に切り替わります。

 

画面が切り替わったら2つのボタン左右でピッチを変更し、ピッチを合わせてそのまま放置すると自動で画面が元のチューニング画面に戻ります。

 

435Hz〜445Hzまで変更可です。

 

 

このチューナーは画面をひっくり返しただけで自動で表示上下が変更されます。

 

わざわざ自分で変更しなくても良いのは非常に便利で付ける場所に困りません。

 

unituneとpolytuneの大きな違いは全弦同時チューニングできるかどうか

polytuneにはポリフォニックチューナーという機能が付いています。

 

ポリフォニックチューナー

全部の弦を一度に鳴らすと画像のような表示に切り替わり、ざっとどの弦が合っていないのかが確認できます。

 

時間がない時にさっとできるのは良いのですが、まれにこの機能が誤発して1弦ずつチューニングしたいのにこの表示に切り替わったりして邪魔になる時もあります。。

 

その点、unituneはこの機能がないので勝手に表示が切り替わることもありません。

 

むしろもっとシンプルで高精度なチューナーを求めている方はunituneが圧倒的におすすめだと思います。

 

 

僕はunituneが発売前にpolytuneを購入していて、そこまで困っていないのでunituneは持っていませんが、、、

 

 

メリット

精度、反応ともに最上位。

表示画面も明るく見やすい。

基準ピッチも変更可。

デメリット

少し値段が高め。

 

イノ

正直文句の付けようがないくらい、正確になめらかにチューニングできるチューナーです。

何個も買って失敗するより、これを買えばチューナーの沼から開放されるくらいの製品です。

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サウンドハウスで見る

 

 

クリップチューナーレビューまとめ

チューナー比較
セントニードル機能はストロボモードの事です。

表にまとめるとこんな感じです。

 

おすすめランキングは

おすすめランキング

1位:tc electronic unitune

2位:KORG PC-2

3位:YAMAHA YTC5

4位:PLANETWAVES PW-CT-12

 

あくまで個人的ランキングですが、精度と反応速度、付け外しなど使い勝手を重視してランキングを付けてみました。

 

クリップチューナーはずっと付ける人もいますが基本的には使ったら外して、ギターを弾く方の方が多いと思うのでこのような感じになりました。

 

 

サウンドハウスさんのおすすめクリップチューナー上位4つなのでまだまだ種類は沢山ありますが、もしこの中で購入を迷っている方がいたら、参考になれば幸いです。

 

ではまた!

 

ino

 

チューニングの基礎の記事はこちら

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