ギターを弾いている時に手が乾燥していたらピックの持ち加減が難しくなって弾きにくい時あるんだよなぁ。
そんな時はピック用の滑り止めが便利だぜ。
ピックを落とさないように弾くのもギタリストの力量の一つだ、なんて言う方がいて、それは本当におっしゃる通りで何も言うことはないのですが。
しかし、ピックを滑らないように工夫する事も全く悪いことではなく、出来ることなら滑って落とす事に気が散らない方が良いですよね。
滑り止め付きのピックは世に沢山ありますが、いかにも滑り止め付いてます!って感じのデザインが多くて、それはそれで恥ずかしい感じもします。(あまのじゃく)
この滑り止め付きピックもブラック&ホワイトでカッコいいと思ってたけど、ピックの厚みが少し薄く、アタック感に物足りなさを感じてたんだよね。
せっかくならデザインや厚みが完璧に好みなピックで演奏したいよな、演奏によって形も変えたい時もあるし。
好きなピックに使える滑り止め「PICKSTICK」
0.05mmの超薄いシリコンラバーのシールだぜ。
中には透明の丸いシールが50枚セットで販売されています。
PICKSTICKの貼り方
貼る時は先ほどの台紙から1枚剥がして、好きなピックに貼るだけ。
ポイント
シールにはシリコンラバー本体とその上にさらに薄い剥離シールが付いているので台紙から取る際に剥離シールだけ剥がさないように注意しましょう。
少し見にくいですが、剥がしたシールをピックに貼って
次にシリコンラバーを剥がさないように剥離シールをペロッと剥がせば完了です。
一応貼り直しできる
先ほどの黄色のピックから剥がして、違うピックに貼ってみました。
貼って数日だとシールのネバネバ感は残らず、張り替えは可能です。
剥がした後はシールに透明感が薄れてしまうので次に貼るピックによっては目立つかもしれないので注意が必要です。
吸着感のある薄い透明シール
こんな感じでまじまじと見ると何か付いてるなって感じの目立ちにくいシールになっているので滑り止め付いている感は薄れます。
こういう色の濃いピックだと貼っている事がほぼ分からないな!
吸い付く力は結構強い
動画で見てもらうと分かる通り、指でラバーに触ると引っ付いて浮くくらい吸着力があります。
裏返してピックを滑らそうとしても結構な力でグイグイしても滑りません。
滑り止めが強力が故に調整は必要(おすすめの貼り方)
全く滑らなくなってもそれはそれで困るのさ。
指で摘んだまま適度に動かせて、適度に滑りにくくなってないと完璧ではないよな。
ポイント
ピックというのは弾いていると絶対にズレてくるもので、演奏中はそれを無意識に直しながら演奏し続けるのが普通です。
なので、ある程度自由に指先で位置を微調整できて、尚且つ、落とさない滑り止め具合を作る事が大事なのです。
ガチガチに1ミリも動かない事が良い事では決してないので、そこは理解して調整が必要です。
ピックを持つ時の表側に1枚まるまる貼るとかなり強力で逆に弾き辛いと感じました。
表に貼って滑り止めが効きすぎると思ったら、第2段階として裏面に貼ると少し融通が効きやすくなりました。
もう少し滑り止め具合を軽減したい時はハサミで半分にカット
個人的におすすめは半分にカットして裏面に貼ると動かしやすさと滑り止めのバランスがかなり良かったね。半円が下向きより上向きの方が弾きやすかったよ!
ピックの持ち方や力加減を見直してみるのも良し
ピックが滑る原因はピックの素材、環境、色々あるけどその人の弾き方や指の使い方が原因の時もあるんだ。
指に力が入りすぎていないか、弾く時の姿勢がちゃんと実際に弾く時の形で弾けているか等、そっちを見直してみるのも良いぜ!
今回紹介したのはあくまで最終防衛ラインで滑り止めを使ってみようというお話、少し滑り止めがあると安心感が違いますからね。
力のバランスや持ち方を見直しても、どうしてもピックをすぐに落としてしまう、、という方は滑り止めシールを使ってみてはいかがでしょうか?
参考になれば幸いです。
ではまた!
イノ