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結婚式・披露宴でギター弾き語りするのはあり?なし?【注意点と選曲】

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イノ

ギターであれば一度はあるであろう、結婚式での余興でギター演奏すること。

感謝やお祝いの気持ちを込めて弾き語りするのは盛り上がるし、感動的な雰囲気が作れるしな。

ムスタ

 

ただし、ネットでは肯定的な意見もありますが、否定的な意見も多数見られるのも確か。

 

「知らない曲を聞かされても反応に困る」「プロの歌ならまだしも素人の歌なんて、、」「おもてなしの気持ちから少しずれているのでは?」

 

などなど、せっかくやる気になっていた気持ちにブレーキを掛けてくるような辛辣なコメントもあります。

 

実際、僕も結婚式で弾き語りをやらせてもらったので、その時の環境や反応、設備や準備など大事だと思ったことを記録していこうと思いますので参考にしてみてください。

 

 

特に大事な事

歌だけは絶対NG、楽器を練習しよう

イノ

余興でカラオケで歌を歌うシーンを見ることもあるけど、おすすめはしないよ。

歌うだけなら誰にでもできる、でも楽器を弾きながら歌うのはちゃんと練習しないと出来ないから努力が伝わりやすいぞ!

ムスタ

 

 

ネットで調べてみると歌うことに批判は確かにあるのですが、それはほとんどがカラオケ音源で歌っている人へのコメントでした。

 

確かにカラオケ音源で歌うとなると歌のクオリティのみで出席者を楽しませないといけなくなるのでハードルは爆発的に上がります。

 

その点、ギターやピアノなどと一緒に歌う弾き語りは「この日のために一生懸命練習してきました!」と伝えたりすると、相当ひねくれた人でなければ耳を傾けてくれるはずです。

 

 

大事な人たちのために何かを練習して舞台で披露するというのは決して悪いことではありません。

 

あなたは今からすごい事をしようとしています、自信を持っていきましょう!

 

 

選曲は立場によるが感謝・伝えたい気持ちの曲をちゃんと選ぶ

結婚式や披露宴は主役は新郎新婦になりますが、あくまでおもてなし・感謝を伝える立場なので「新郎から新婦へ愛のメッセージ」などは極力控えましょう。

 

それをしてしまうと、愛の育みはここでやらないでくれ、と白い目で見られても仕方ありません。

 

 

イノ

僕は新郎の身として歌ったから、出席者の皆様に感謝の気持ちとこれからの笑顔を願って、高橋優の「福笑い」を2番を省いてショートバージョンで弾き語りしたよ。

曲にもよるが悲観的なワードが入っている部分や長い部分は自分でアレンジして短くしても良いな。

聞いている人を飽きさせず、スッキリ終わらせることもできるぞ。

ムスタ

 

友人代表として演奏するのに「君が好き」だの「愛している」なんて歌詞に入っている曲を選ぶと「誰目線で歌っているんだ?」と言われても仕方がありません。(新郎新婦にリクエストされたのならまだしも)

 

 

とにかく本気で歌う・演奏すること

本気っていっても、大声で歌うとかそういうことではないよ。

ムスタ
イノ

歌詞に合わせて感情を込めて歌う、笑顔や嬉しさを顔・体で演奏しながら表す。

ギター弾き語りなら盛り上がりを意識したストロークの強弱、コード進行など本気で楽しんでもらえるように1音、一言を考えて演奏できるように準備しよう。

 

なんか難しそうなこと言っていると思いますが、要は「演奏する事を楽しめ」という事です。

 

歌っている本人が聴いている人を楽しませるぞって思っていないと楽しんでもらえないのは当たり前です。

 

歌っている時に「この曲のここの部分、届いてくれ、、!!」「最後のサビ前はギターを抑えて一気に盛り上げるぞ、楽しんでくれー!!」って思わなければ相手に伝わるものも伝わらないですよね。

 

 

せっかく大切な人たちが集まってくれている場所、本気で頑張っているところを見せましょう。

 

 

注意点:本番前に考えてほしい事

出席人数にもよってハードルが違う

 

親族のみだったり、友人や会社関係の人などなど出席者の人数は人により様々だと思います。

 

人数は増えれば増えるほどハードルは上がると思います。

 

イノ

式場の設備にもよるけど、ライブ会場ではないから弾き語りをするための設備はほぼ皆無だと思っておいた方が良いよ。

 

当たり前ですが遠くに座っている人には、演奏も伝わりづらいので余計に何やってるんだ状態になりかねません。

 

あと、親族や友人のみの披露宴とかだと知っている人ばかりだし、自分のことも理解してくれる人も多いでしょうからより温かい空気感で演奏ができると思われます。

 

逆に会社の上司とかそこまで縁が少ない人も呼ぶ場合だと人数も多くなってきますし、緊張した空気感が自然と出来やすいと思いますので満足いく結果へのハードルは上がります。

 

 

正直ここは自身の肝っ玉の大きさに関わってくる部分です。

 

これくらいの人数ならやってみたい!って決断できる場合なら是非ともチャレンジしましょう。

 

イノ

僕の場合は30人ほどの少人数制だったので気兼ねなく演奏させてもらったよ。

 

 

式場のスタッフとは打ち合わせを綿密にしよう

余興の間にするとか、サプライズで行うなど色々な段取りがあると思いますが、しっかり最初から最後までイメージができるまで話を詰めておく事をオススメします。

 

 

・マイクとギターの音量のバランス。

・演奏の尺

・演奏中に映像などを流すのであればタイミングなど

 

 

サブライズともあればもっと注意が必要です。

 

・このセリフを言ったらギターを持って登場する

・最後の謝辞の後にこの言葉を言ったら速やかにギターを持ってきてもらう

 

などなど、事細かくスタッフの方と話をしてモタモタしないようにしておきましょうね。

 

 

用意するもの

アコギ(エレアコ)

ギター下部にあるストラップピンにケーブルがさせるタイプのギターがエレアコ

もちろんですが、ギターが必要です。

 

アコースティックギター、中でもシールド(ケーブル)を繋いでアンプから音を出せるエレキアコースティックギター(エレアコ)の方が扱いやすいです。

 

もしエレアコではない場合、顔の前以外にもギターの前にマイクを置いてもらわないとギターの音がちゃんと聞こえなくなってしまいます。

このようにギターの前にマイクを設置して音を拾う必要がある

 

設備も用意も大変になるのでなるべくエレアコを用意した方がスムーズにことが運びます。

 

エレアコであれば立って弾いても良いし、座って弾くこともできますが、そうでなければ座って弾くしかありませんので少し様になりにくですよね。

 

 

アンプ

 

エレアコが用意できたらそれを出力するためのアンプ(スピーカー)が必要です。

 

何も100Wの馬鹿でかいものを用意する必要はありません。

 

一概にワット数で音量を比較できるわけではありませんが、最低でも20Wくらいのアンプを使用しましょう。

 

5W、10Wのアンプだと音量は稼げても、音質がチープになってしまって雰囲気が壊れてしまう可能性が高いです。

 

 

おすすめはヤマハのアンプ「THR−30ⅡA」です。

ACアダプタ接続で30W出力のハイパワー(充電駆動だと15W)でリバーブ機能も付いていてアコースティックギターの魅力を引き出してくれるアンプです。

 

別売りのBluetoothレシーバーをギターに使えば、シールドに繋がなくてもアンプから鳴らすことができます。

 

↓レシーバー

 

↓レシーバーセットのTHR−30ⅡA。

 

 

シールド(ケーブル)

イノ

上で紹介したワイヤレスアンプとレシーバーを使えば、シールドが要らないけど、通常のアンプを持っていたらシールドも忘れずにね。

 

カナレのシールドは価格も抑えめですが、耐久性も高く、音質もフラットな感じで使いやすいです。

 

 

+αでやってみても良いこと

歌詞カードを配る

イノ

手作りで歌詞カードを作って、気持ちを配っても良いかもね。

 

いくら有名な曲を歌ったとしても全ての人がその曲を知っていることはほぼありません。

 

自分自身が良い歌詞だと思っていても演奏中の一瞬ですぐに伝わるとは限りませんので、文字にして配ると伝わりやすいですね。

 

 

演奏中に流すムービーを作成する

主催側なら家族や友人との思い出、余興として参加する身なら新郎新婦との思い出など伝えたい気持ちに乗せて写真とかムービーを流しても良いかもな!

ムスタ

 

ムービーの尺の合わせるのは難しいと思いますが、少し長めに作っておき、演奏が終わると同時にムービーも下げてもらう演出にしていれば、そこまで変にはならないと思います。

 

歌、演奏、映像の合わせ技で感動の雰囲気をグッと高めることができるはずです。

 

 

招待する人たちにそんなにいやらしい人はいないと信じよう

イノ

主催者側だと呼ぶ人たちは基本的に好意的に思っている人たちを招待するはず。

歌うことに否定的な意見も多いけど、そんなあげ足を取る人たちがいるとしたら見極める良いチャンスだな。

ムスタ

 

僕も正直、弾き語りをするかかなり悩みました。

 

いくらこちらが感謝の気持ちを伝えたいと思っていても、感じ方は人それぞれです、「何歌ってんだ」「歌手でもないのに歌ってんじゃない」「目立ってんじゃないよ」とか思われることが怖かったです。

 

ただ、自分にできる最高の気持ちの伝え方がこれしか思いつかなかったのも事実。

 

大好きな弾き語りを今まで続けてきて、やってみたい、みんながどんな反応をしてくれるのか、歌って楽しんでもらいたいって気持ちが勝ってしまったからチャレンジしました。

 

 

ネガティブなイメージを持たれたとしても、それはそれでOK。

 

むしろ、そういう人も身の回りにいるんだ、という見極めにも繋がると思ったからです。

 

 

結果的には最後のお見送りの時、「歌上手いなぁ!」「感動して泣いちゃったよ〜」「隠れて練習してたの?ずるいわぁ、最高」「今度ギター教えてほしいくらいかっこよかったよ!」「サインして!!」なんてありがたい言葉ばかり。

 

イノ

頑張って練習したんだから、どう転んでも結果オーライの気持ちだったし、最高に楽しかったよ。

大きな舞台で頑張ることにも意味がある!

努力を馬鹿にする奴はそうそういないから迷っている人はぜひチャレンジしてほしいぜ!

ムスタ

 

では今回はこの辺で!

 

イノ

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