2月11日にBUMP OF CHICKENの新曲「Flare」がリリースされました。
例の騒動があってから一曲目のリリースになり、25周年スタートの楽曲でもあります。
このFlareという曲名、You Tubeのコメント欄にあったのですが、ポルトガル語では「chama」と書くそうです。
おいおい、まじかいな。
これは全くの偶然らしいです。(それはそれで恐ろしい)
あ、ちなみに読み方は「シャーマ」的な聞こえ方でした。
Flareという曲の噂は去年の初めくらいからあったような気がするのですが、たまたま曲名がそうなったのか、あの騒動があってから作り直したのかは不明です。
しかし、とんでもない絡み合いなのは確かですね。。。
楽曲のテイストとしては初っ端、ヒロのギターから始まってロックな感じかと思いきや藤くんの弾き語りでスタートするアコギもしっかり輝く最近のバンプらしいサウンドです。
コードの使い方とかも前作のGravityに非常によく似ています。
歌詞の内容としてはやはり、騒動後のメンバーの気持ちが現れているとしか考えられません。
もう一度起き上がるにはやっぱり〜感じる痛みは一人のもの
騒動後の他の3人の心の痛みは相当なものだったと思います。
解散だって考えていたということなので相当なことです。
それでも応援してくれる人たちはたくさん居たと思います、一人じゃない、でも中々その痛みは分かち合えるものではないし、分かってもらっても困る痛みなのです。
自分にしか出来ない事ってなんだろう〜繰り返すだけでも繰り返すよ
解散することで終わるのだろうか。
解散して世の中から忘れ去られたら、ちゃんと許してもらえたことになるんだろうか。
ミュージシャンとして償うことはそれでいいのだろうか。
何が許せないの〜いつか終わる小さな灯火
あれだけ一緒にいた人が許されないことをしてしまった。
自分にもっと何か出来ることはなかったのだろうか、出来なかったことが許せないの?それが出来なかったことを許してほしいの?自分の中での沢山の自問自答が繰り返されているのが分かります。
今 世界のどこかで〜ちゃんと ずっと
どんなに悩んだとしても世界は動き続けます。
次々に来る選択、辛いこと、大変なこと。
自分のペースで歩けないことがほとんどでしょう。
しかし、自分の中には小さな生きるための目標や夢、けじめや意地だって良い、他人には分からない小さな灯火のようなものが誰にだってあるはずです。
BUMP OF CHICKENの中にも今回のことで何か一つ更に活動を続ける理由ができたのかもしれません。
全部語ると長くなってしまうので1番の歌詞だけで今回は終わりますが、2番もあなただけの月とか探して、失くしてとかで「ランプ」のような生きるために必要な情熱とか糧みたいなモノを歌っている曲なんだなと感じました。
25周年を迎えたBUMP OF CHICKENも解散を考えたくらいですので、一度消えそうになった灯火を再度強く燃やす時が来たのかもしれません。
チャマ不在の楽曲でベースは藤くんが担当したらしいのです。
曲調がゆったりとしていて分かりづらいのですが、ベースは非常にシンプルな作りになっているなと感じました。
藤くんも音楽人生は長いプロとはいえ、ベースをこの25年間担ってきたワケではないと思います。
チャマがベースを作ったらもっと違う雰囲気になっていたのでしょうか。
ネットのコメントでは「チャマがいなくても大丈夫じゃん」「藤くんがベース弾けるなら問題なくね?」みたいなコメントもあります。
個人的にはそれは最大出力のBUMP OF CHICKENの楽曲ではないのでそうは思いません。
4人で話し合って生み出す空気感も含めてBUMP OF CHICKENの楽曲の良さだと思います。
また4人でレコーディングをしている風景が見られるのを心待ちにしている自分がここにいます。
MVで最後3人が笑ってたのを見て、あぁ、まだこの人達は音楽を続けてくれるんだ、良かった、と心から思いました。
自分でも歌ってみて、相変わらず気持ちの良いメロディを作ってくれるなぁとしみじみ感じました⬇
耳コピですが、中々いい感じにコードがハマったと思います、手元がよく見えるように撮影したのでコードの参考にしていただけると幸いです。あくまで参考にね。。自分の気持ちいいコードがあれば変えちゃってください。
さて、今回はBUMP OF CHICKENの新曲「Flare」について書いていきました。
新しく道を進み始めたバンプですが、これからの展開がいろんな意味で楽しみです。
バンプが解散するなんて言うから義憤(バンプが歌わないなら俺が歌うなんて言ってました笑)でYou Tubeを始めた自分ですが、続けてくれて本当に良かったと思います。
今後の展開をみんなで応援しましょう!
ではまた次回。
ino