ギターを弾く人にとってお隣さん、ご近所さん、家族への騒音配慮は一生付いて回る問題。
練習のたびにリハーサルスタジオを借りていてはお財布が持たないので、極力お金をかけないように騒音対策を行って練習を行いたいものです。
今回は自分も抱えてきた騒音の悩みを解決する方法を共有していきたいと思います。
サウンドホールを塞ぐ
そもそもアコギを弾くとなぜエレキギターよりあんなに大きな音が鳴るのか?
アコギは弦の振動をボディに伝えて、真ん中に空いている穴(サウンドホール)からメガホンのように音を増幅させて大きな音を出しているんだぜ!
となれば、この穴を塞いでしまえば音量を抑えることが出来ます。
サウンドホールカバーなども売っていますが⬇
もちろんタダでも出来ます⬇
はい!ダサい!笑
しかし、これでも音は結構抑えることが出来ます。
跡が残らないように文房具屋さんでよく売っているマスキングテープ等で留めてあげましょう。
封筒に紙を何枚か折って詰めています、封筒の厚みがあるほど音が吸収されますが厚すぎると弦に当たって音が全く出なくなるので調整は気をつけましょう。
弦の振動を抑える
ご存知の通り、ギターは弦を振動させて音を出しています。
それを押さえれば音量を抑えながらガシガシを弾くことが出来ます。
弱音器なるものもあって、間がスポンジで出来ていて、ギターの弦に挟んで弦の振動を抑えます。
これもタダで出来ます。
はい!ダサい!(2回目)
巻いているのはキッチンペーパーです。
音が伸びなくなりますがかなり音量は抑えられます。
紙一枚でガシガシ練習できるなら安いものですね。
ただ弦の振動を抑えるという事はアコギの音はほぼしなくなるぜ!
ぺんぺん、ぺけぺけ鳴るだけだから運指やストロークの練習の時に適しているな。
場所を変える
いや、自分は通常のギターの音で練習したいんだ!!!
という方は賃貸などでお住まいの方は家で弾くことは諦めましょう。
おすすめは「車の中」です。
後部座席やシートを倒して後ろで弾けば弾き辛いのも軽減されます。
自分も弾き語り動画は車の中で録音していた時がありました。
ただ弾き語り動画を撮れるけど動きが全く付けられないので全くおもしろくない動画が撮れます()
駐車場で音が漏れるのが気になるという方は近場の河川敷や公園、山の広い道端等など、車を停められる広い場所で練習するのが良いでしょう。
お金を多少かけても良いという方はもちろん、リハーサルスタジオを借りれば心置きなく練習できますが、個人練習でも1時間600〜700円くらい掛かるので毎週借りるとなると中々のコスト。
家で軽く練習して休日はスタジオでガッツリ練習するという方にはお近くのスタジオを予約してみても良いかもしれません。
番外編(お金のある方)
サイレントギターを買う
世の中にはサイレントギターなるものがあります。
普通のアコギみたいにサウンドホールが無く、ボディが箱になっていないので大きい音が出ません。
ちなみにアンプに繋いで大きな音が出せるようになっているエレアコタイプなのでお家でサイレントで練習し、これでライブに向かうことだって出来ます。
正直、いま個人的に一番欲しいものです。。。
上で紹介したものは「SLG200S」というもので
これと似た機種で「SLG200N」というものもあります。
CHECK
Sはスチール弦用、フォークギターのサイレント版です。
エレアコってやつですね。
CHECK
Nはナイロン弦用、いわゆるガットギターのサイレント版です。
エレガットってやつです。
それぞれスケールやフレットの感覚が違うので自分が練習したいギターのタイプを購入しましょう。
ネットで買っても6〜7万近くしますのでサラッと購入できるものでは有りませんが、余裕がある方は手軽に練習が出来るようになるので是非購入しましょう。
サイレントギターを手に入れたのでレビュー
最後に
賃貸などのお隣さんとの騒音問題は正直、運次第なところもあります。
足音や笑い声、生活音などは気にしない方も、楽器の音になると
「ふざけんじゃねぇーーー!!すぐ管理会社に連絡してやるーーーーーーー!!!!!」
って方も少なからずいます。
夜中にギターを掻き鳴らすのはさすがにまずいですが、日中で軽く弾いてるくらい許してくれる方もいますし、何とも言えないところです。
基本的には楽器可の賃貸って少ないので、配慮をするのには越したことはないのでご近所に迷惑をかけないように楽器を楽しみましょう。
家を追い出されたり、訴えられると元も子もないから気を付けよう、、
ご自身の環境に適した、ギターライフを楽しめるように試行錯誤をしていきましょうね。
参考になれば幸いです。
ではまた次回。
イノ