ギターを始めたいけど、どんなギターを買えば良いんだ?
今日はそんな方のために個人的に大事だと思う事を記録していくよ。
外出がしにくくなってしまった昨今、この機会にギターを始めてみようかな、とお考えの方も多いのではないかなと思います。
ギターを始めたいけど良いギターの選び方が分からない!という方のための記事となっていますので、参考にして頂ければと思います。
最初に手にしたギターで継続できるか決まる
少し言い過ぎかもしれませんが、今まで沢山の人のギターを選ぶ瞬間に立ち会って来た僕だから分かります。
早速ですが、ギターを買う時に楽器屋さんに行くと思うのですが、その際に最初のギターの選び方をお伝えします。
1.予算内で見た目のかっこいい、好きと思うギターを選ぶ。(できれば3本くらい)
2.それをコードとか何も抑えなくて良いから、ジャーンと弾いてみる。
3.その中で一番トリハダが立った・かっこいいと思ったギターを購入する。
以上です。
あー!ブラウザバックしないで!
もう少しだけお付き合い頂ければ、本当に一緒に居るべきギターと出会いやすくなりますのでもうちょっと見ていって下さい。
は?それだけ?、と思う方もいると思いますが、これが僕が今まで経験してきた中でのギターを始める方に勧めたい選び方なのです。
見た目から選んで行く理由。
あなたは何故ギターを弾きたいのでしょうか?
率直に始める理由を考えてください。
弾きながら歌を歌って、人前で披露したい。
好きなアーティストに憧れて、そのアーティストの曲を弾きたい。
YouTubeに演奏動画を投稿してみたい。
将来、音楽の道に進んで、ビッグになりたい。
このような理由で始める方が多いと思います。
ここに共通することは一つ。
カッコよくなりたい自分がそこにいるのです。
いろんな理由があると思いますが、よく考えて辿り着く理由はここになるはずです。
何も恥ずかしがることはないぞ!みんな同じ理由で始めているんだからな!
僕も始めた理由はギター弾けたら目立つし、かっこいい、モテたい!という簡単なきっかけでした、いや、真面目に。
ただ始めた頃は学生だったし、こんなことを口に出したら笑われると思って、「何で急にギター始めたの?」って友達に聞かれた時
「いやー、〇〇○のギターに感動しちゃってさ、刺激を受けて始めたんだよね〜」
とか言ってました。
まぁ、これも言葉の奥を取れば、かっこいいから、なのですが、素直に言えないのです、シャイボーイ。
結局、素直な理由を言っても言わなくても、モテないんですけどね!
モテる奴はギター弾かなくてもモテる、弾いたらもっとモテる、生きづらい世の中です。
何はともあれギターを始める理由は、カッコよくなりたいからという理由に辿り着くことが大半だと思います。
だから、カッコいいと思うギターを買うのです。
そのギターを持って演奏している自分を想像して理想の自分に近づいているのを感じた方が楽しいですし、ずっとそのギターを触っていたくなります。
いくら機能が良くて、レアなギターだろうと、自分がダサいと思うデザインのギターは100%触りません。
カッコいいとか欲しいと思う理由は何でもOK
・好きなアーティストが使ってるギターと同じ見た目だから、かっこいいし、弾きたい!とか
・親しくしてくれている軽音部の先輩が勧めてくれたから使ってみたい、とか
・このギターを抱えた感じ他のギターより抱えやすいから弾きやすそう、とか
・単純に赤が好きだから赤いギターを構えて、みんなの前で歌って目立ちたいからこれにしよう!などなど
一本目のギターはあなたが感じたかっこいいを存分に発揮できるギターを買いましょう。
しかし、ギターを探していると、こんなことを言ってくる人もいるでしょう。
・このギターは作りがあんまり良くないから〜
・〇〇の素材を使って作ってるギターだから、微妙だね
・入門セットとか買ってんの?笑、しょぼいギターがー
・音質が〜、低音ガー、音圧ガー、鳴りガー、音の立ち上がりガー
とガーガー言うアヒルのような方々のコメントが沢山が出てきます。
「良いギター」なんてネットで調べれば調べるほど上で書いたような言葉が山ほど出てくるでしょう。
ただ購入する目的をよく考えてください。
あなたは自慢できるギターが欲しいのでしょうか?
それとも楽しく弾けて上達できるギターが欲しいのでしょうか?
まだ弾けないのに素材のことや作りのことに詳しくなっても何も弾けないままであればはっきり言って時間の無駄です。
みんなに認めてもらえるギターを買ってから始めたいんだ!と言う方
それはそれで良いんですが、はっきり言いましょう!!
100人中100人が良いと言うギターは存在しません。
確かにギターの素材や作り、製造年代、メーカーの種類で音の種類は変わってくるのは確かですが、珍しくて、高い素材を使っているからと言って、それが「良い」音なのかは人それぞれです。
ギターを選ぶ時は恋人を選ぶ感覚で
この人の大雑把なところは好きじゃないけど、優しいところが好き。
スラッとしてスタイルの良いところが素敵。
自分の事をよく理解してくれて、一緒にいると楽しい、けど料理が下手。
このギターのジャキジャキした音が好き、でも、優しいマイルドな音は出ないんだよなぁ。
ネックが細くて握りやすいから弾きやすい。
自分の好きな音楽の曲調にどれも合うサウンドでカッコいい、でも、たまに弦がサドルから外れる。
ちょっと強引かもしれませんが、ここは好きだけど、イマイチなところもあるよねって感じです。
皆さまの好きな人は完璧超人でしょうか?
イケメン・かわいくて・美人でお金持ちで行動力もあって、紳士的で誠実、優しくてとか、嫌なところって一つもない方ってまぁいませんよね。
ギターも同じです、良いところが一杯あっても、一つや二つ自分にとって微妙なところがあります。
さっき書いたアヒルさんたちのコメントはそれを寄せ集めたモノだと思ってください、いわば恋人の愚痴です。
嫌いの数より好きな数が優っていれば一緒にいて、愛おしくなるのです。
恋人はおいそれと変えられませんが、ギターに至っては今のギターに不満が多ければ、次に購入するギターの参考にすれば良いのです。
付き合ってみないと嫌なところって分かりませんからね。
価格帯について
あと、よく言われるのが、価格帯だね。
予算は人それぞれなので、初めは無理のない範囲でかっこいいと思うギターを選ぶのが最善策です。
1万円前後のギターはやめておいた方がいいとか、初心者セットは避けた方がいいとかも聞いたことがあると思います。
これも良し悪しがあり、あまりにも安いギターは中の機械の付け方とか部品の耐久度が低い物を使っていたり、配線の劣化が早かったりする場合もあるので壊れて修理代が掛かってしまう時もあります。
ただ、耳にしたことのあるメーカーで普通に使っていればすぐに壊れるギターって一概には言えませんが少なくなっていると思います。
サウンドハウスとかで取り扱っている「ヤマハ」「モーリス」「フェンダージャパン」「エピフォン」「グラスルーツ」「フジゲン」などは使用している方も多くて、3万〜くらいの品質も高い物がかなり多いので覚えておきましょう。
昨今は不良品を作っていればすぐネットで広まりますからね。
初心者セットはギターを始めるにあたって、最初は何を揃えたら良いのか分からない方にとっては最適だと思います。
周辺道具の使い方、ギターの使い方をそれを買えば説明が付いてくるので調べたり、悩んだりする事が少なくギターの練習をすることができます。
ギターはやはり練習すればするほど身に付くモノです、時間を効率的に活用し練習することが大事なので、良いギターを探している間に片方は初心者セットを買った人がどんどん練習して、上手くなっていっていたりします。
あ、でもかっこいいと思ったギターが1万円であろうと30万であろうと予算内であればそれを買ってくださいね。
最後に:良い悪いではなく、好きかそうじゃないか
お店に行って、好きな見た目のギターを予算内で何本か選んで一発ジャーンと弾いて、「今の俺・あたしかっこいい!」と感じたギターから始めましょう。
非常に単純、あなたの感じたままにギターという一緒に居たい相方(恋人)選んであげてください。
モテたいからギター始めた人、全然恥ずかしがって隠さなくても良いよ、結構な確率でモテないからな!!!
素直にかっこいいからギターを始めましたと伝えよう、あと、根暗陰キャギタリストより明るく楽しくギター弾いてる人の方がモテるよ、陰キャだから分かる。
今回は以上です!
参考になれば幸いです。
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